【「花追い人」はちみつ博士】 2008年11月3日 読売新聞
移動養蜂技術やローヤルゼリー生産の国内第一人者。周囲から「はちみつ博士」と呼ばれている。1961年、規模拡大による生産向上を目指した農業基本法が制定されたのが、養蜂を始めるきっかけだった。茶やみかんを栽培していたが、「法律が求めるような農業の見通しが立たない」と親類の手伝いでなじみのあった養蜂への転換を決めた。親類の会社で養蜂を学び、68年に15人で「クヰンビーガーデン養蜂組合」を設立した。

鹿児島・種子島のレンゲ、秋田のアカシヤ、北海道のソバ。トラックに鉢を積み、花を追って日本列島を北上する生活を40年以上続けている。「昔ははちみつは高級品。お金がなくてもはちみつは物や服と交換してもらえた」と振り返る。「おいしい旬の食べ物を食べ、きれいな空気を吸い、自然に即した生活ができるのが養蜂業の魅力」と笑顔で話した。


【ハチミツ生産は楽しい】 2008年11月3日 毎日新聞
40年前に農家から転身して養蜂の農事組合法人を設立。ハチとともにレンゲ、ミカン、ソバなどの花の季節に合わせて鹿児島から北海道まで一緒に北上し、栄養価の高い蜂蜜を生産してきた。「もうからなくても花を見て暮らすのは楽しい。座右の銘は『敬天愛蜂』だ」と軽快に語る。

小学校を出て実家の農業に就いた。しかし、池田内閣の所得倍増計画で農業分野の計画が実現不可能と感じて一念発起。全国を移動する形態の養蜂を始めた。各地の同業者との折衝や農家との人的交流を積み重ねて事業を軌道に乗せ、ピークは年商2億円を超えた。
鈴木さんを訪ねた若手研修生は数百人に上る。「養蜂は3K(きつい、汚い、危険)。甘いか辛いかよく見てみろ」としかる場面もある。それでも「私がしおれてもまいた種は育っている」と後進を見守る。


【日本の養蜂技術守る】 2008年11月3日 静岡新聞
身に余る章を頂くことができて光栄です。天然はちみつの生産、直販に携わって四十三年。みつばちとともに日本各地の花を追ってきました。温暖な気候の静岡県古くから養蜂が盛ん。近年、蜜源となるみかんやれんげの畑が減って厳しい状況ですが、「日本の養蜂技術を守る」と言う信念の下、国産はちみつにこだわって消費者ニーズに応えたい。農作物の交配事業といった農業振興にも貢献したいです。



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